調査
釣竿公正マークの信頼を支える調査事業
全国釣竿公正取引協議会では、消費者の皆様に信頼ある釣竿を購入していただけるよう、「釣竿の表示に関する公正競争規約」が規定する「必要表示事項」が正しく表示されているか調査指導委員会および専門の検査機関が調査を行っています。
会員対象調査
調査指導委員会は、会員各社製の釣竿の「必要表示事項」の確認を実施するとともに、釣竿の全長、自重、仕舞寸法等を計測し表示と実態の確認を行っています。
- 必要表示事項の確認
- 全長計測
- 自重計測
- 仕舞寸法計測
店頭調査
調査指導委員会は、日本全国の釣具店の協力を得ながら、販売されている釣竿の表示の実態を調査しています。
- 協力:上州屋 東陽町店 様
- 協力:キャスティング 日本橋店 様
繊維含有率検査監修:一般財団法人カケンテストセンター
釣竿の使用材料であるカーボン繊維・グラス繊維の含有率を専門の検査機関である一般財団法人カケンテストセンターに委託し実施しています。
- 釣竿を裁断した試験片をガスバーナーで燃焼させ、カーボン繊維とグラス繊維だけにします。
- カーボン繊維とグラス繊維だけになった試験片
- 電気炉を使用し600度以上で試験片をさらに燃焼させ、グラス繊維だけにします。
- グラス繊維だけになった試験片の重量と、カーボン繊維とグラス繊維だけになった試験片の重量を比較し、含有率の検査を行います。